ジャミンググローブ(OCUN Crack Gloves)の簡単な修理方法について

山遊びの準備&あれこれ

ジャミンググローブ(OCUN Crack Gloves)の簡単な修理方法について

このジャミンググルーブ、お値段の幅は新品で7,040円〜 8,470円、メルカリは4,700円~で出回ってたりしています。手軽に買い替える値段でもないし、新品でもクライミングに使うものは、すぐ千切れてボロボロになったりします。なのでコチラを修理して出来るだけ長持ちさせたい。今回は大雑把な人向き、簡単な我流の修理方法についてお伝えします。

ジャミンググローブとは

OCUNのクラックグローブについて

必要なもの

修理方法

あとがき

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ジャミンググローブとは

”ジャミング”とは岩の割れ目(クラック)に手や足を押し込んで体を保持するクライミングムーブの1つです。手であれば捻ったり握りこぶしを作ることで手を岩の隙間で固定し体を支えます。

ジャミングは、岩との摩擦によって擦り傷などの怪我をしやすく、テーピングを巻くなどで予防したりしますが、その代わりとなるのがジャミンググローブです。テーピングより容易に装着できるのが最大のメリット。また、ジャミンググローブをすることで痛みの軽減とフリクション効果も増すというメリットもあります。

本来の目的とは異なりますが、手の甲の日焼け止め効果も女性には嬉しいところです。

OCUNのクラックグローブについて

OCUNのクラックグローブは手の平が開放されているので、プッシングや手の平を使うパーミング(パーミングは指と手のひら全体のフリクションを使って抑えるようにする持ち方です。手だけでなく肩や胸、背中の筋力を使って持つことがポイントになります)にも邪魔になりません。

装着も指を通してマジックテープで止めるだけなので簡単だし、クラックを登る際、手の甲を保護し痛みを軽減、痛みに耐えられることでフリクションも増します。さらに本来の用途とは離れますが、手の甲の日焼け予防にもなります。

必要なもの

必要なもの

・薄いゴムシートまたは薄い革

・接着剤

・ハサミ

・鉛筆などの書くもの

・針と糸

修理方法

今回はこちらを修理します。何度か修理してますが、親指の修理部分が剥がれて前回の接着剤あとが汚いです…。

前に友人に修理してもらった時は薄い皮を使ってました。

革の方が丈夫です。な気がしますが、今回は取り扱いが簡単な薄いゴムシートを使って修理します。

薄いゴムシート(革も?)はホームセンターで数百円で手に入れることが出来ます。

修理する箇所をゴムシートの上に置き、鉛筆で型をなぞる。

なぞった型は接着する部分に少し余裕をもたせてハサミで切り抜きます。

ちぎれた部分は接着部分を残して除いた方が使用の時に嵩張らなくて良いと思いますが、今回は付けたまま作業を続けます(面倒だから…)

切り抜いたゴムの接着したい部分に接着剤を塗り、ジャミンググローブに重ねて位置を確認し、しっかり圧着して貼り付けます。

手首も千切れてきそうなので、ついでにゴムで補強することにしました。

切れそうな部分に適度に切ったゴムを貼りましたが、念のため、部分的に縫い付けて剥がれないように補強します。

あと接着剤が乾くまで乾燥させれば出来上がり。

大雑把過ぎる修理…今後さらにベストな修理方法があれば自身の覚えのため、より良く更新していくつもりです。

これはベテランさんに聞いたことですが、手首の留めの折り返し箇所を修理する時、薄いプラスチックを挟み込んで補強すると言ってました。修理が必要になったら試してみようと思います!プラスチックはクリアファイルでも使おうかな。

少しでも参考になれば幸いです。

今回利用したゴムシート

今回使った接着剤

おしまい。

【追伸】

ゴム修理でしばらく使うと親指が千切れました。修理箇所全部が千切れたわけではないけど、やはり革のが丈夫です。その後、ネットで革を入手(A4サイズ ぬめ革 生成り[厚み0.8mm]:997円)し、同じ手順で修理しました。

革の端切れを売ってるお店が近くにあれば、端切れの方が安価に入手できると思います。

それなりの厚みがあるものを選択しましたが、もう少し薄い方が手に馴染みやすいかも知れません。

あとがき(補足)

実は、格安にすまそうとホームセンターで売ってる安い豚革の手袋を切ってジャミンググローブにしたこともあります。

これも使えないわけではないですが…たるんだ部分が邪魔になったり、引っかかったりするので、製品版にはかないません。ただ、いざという時は素手よりは痛くないので無いよりはマシです。

市販品のグローブの良いところは、手の甲をしっかり保護してくれて(グローブしてても傷つくことは多々ありますが)日焼けも防ぐし、装着が簡単でお手軽なこと。私にとってはクラックを登らなくても無くてはならない『お守りアイテム』になっています。テーピングを使った保護も良い面と悪い面があるようなので、次回はそちらについても考察してみたいと思います。

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